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macOSのCIの分単価が10倍になる理由
2026年7月10日 · 5分で読めます
GitHubのホスト型runnerでは、Linuxの1分は$0.008です。macOSの1分は$0.062 to $0.102で、およそ10〜20倍です。この倍率は適当に決まったものではありません。Appleのライセンスと、専用のMacハードウェアの経済性によるものです。ただその結果、macOSのCIは、定額の専用マシンにすると一気に計算がひっくり返る唯一の費用項目になっています。
10倍の理由
- Appleのライセンス。macOSはAppleのハードウェア上でしか動かせず、リースの方法も使用許諾契約で決まっています。クラウドがLinuxの仮想マシンを詰め込むように、Macを過剰に割り当てることはできません。
- vCPUではなく実機。macOS runnerは本物のMacです。事業者はマシン本体、ラック、電力のコストを、あなたの利用時間に配分して回収します。
- 毎回まっさら。ホスト型runnerは毎回新しく起動するので、実行のたびにPods、SwiftPM、DerivedDataを再ダウンロードします。すでに持っていたキャッシュを作り直すために、分単位の料金を払うことになります。
損益分岐点
$0.062/minの場合、$139/moの定額マシンは月に約2,242分で元が取れます。本格的なiOSビルドを伴うプルリクエストが1日に数件あれば届く量です。それを超えると、追加の1分は従量課金ではなく無料になります。
3,000 min/mo metered $240 to $480 flat $139 6,000 min/mo metered $480 to $960 flat $139
ご自身の利用量での正確な数字は、計算ツールで確認できます。
それでも従量課金が有利な場合
macOSの利用が月に数百分程度なら、ホスト型のままにしてください。定額料金が有利になるのは、利用が安定してからです。このことは比較ページでもはっきり書いています。